丸い実をつけた樹木に、芝や青い鳥の意匠を染めと刺繍であしらった、アンティークの名古屋帯です
生地は柔らかな人絹、328cmと短めです
前柄は、関西巻側（帯を時計回り）にのみ刺繍あしらわれています

経年により地には変色と、前柄の関東巻側（帯を反時計回り）には黒いシミも見られます
ほか締め跡の筋など多少の傷みがありますので、詳細は図と写真でご確認ください　（黒字：表、赤字：裏）

傷みはありますが、アンティークならではの味わい深い意匠を、まだまだお楽しみいただければと思います

文：豊田

*おおよその地色 - HTML code (DBA886)

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